南九州の醤油
南九州の独自の文化は甘いお醤油であることです。
料理をする時に和食に欠かせない調味料であるお醤油の味が異なると料理全般の風味が変わってしまいます。その土地土地で故郷の味があるように各地の醤油の文化も異なっています。九州の醤油は甘いと言われていますが、南九州の人にとって九州地方の北側の地域のお醤油は辛く感じてしまいます。簡単に大別できないからこそ故郷の味、家庭の味は各家庭に存在しているのです。
本醸造とは異なる混合方式だからこその甘みと、そのお醤油だからこそのレシピをぜひ楽しんでください。
九州の醤油
私たちの生産する醤油は混合方式と言われる製法で作られています。九州地方を主として独自の醤油文化が形成され普及した製法です。甘みが強く、九州の甘い料理レシピに一役買っています。特に宮崎、鹿児島といった南九州地方のしょうゆは国内でも甘味性が高いことで知られており、。この文化は消費者の嗜好によって形成されています。温暖な気候のせいか、サトウキビの栽培と砂糖生産の背景によるものなのか、その嗜好性が強くなった原因は定かではありませんが、全国のトレンドに影響を受けず南九州の食文化が保たれていることは確かなところです。
不易流行
醤油の製造方式として関東圏の大手企業が主となり本醸造による製造方法が大体となっています。しかしながら、醤油と九州の食文化が出会うことによりできた形が混合方式、混合醸造方式です。
九州地方では昔、小麦がなかなか手に入らない時代があり、九州でもたくさん作られていた大豆を分解して作っていたアミノ酸液の濃縮液を醤油と混合し、使用していました。その流れが九州の醤油文化として長い間受け継がれてきているのです。この方法でしか表現できない味、風味があるために今日では地元に根差した醤油として現代でも多様性の一つとしてご愛好されています。
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