美大生×官僚 共創デザインラボ プロジェクト
Z世代の美大生が「伝統」に触れ、感じ、想像した現在のお味噌を提案。食品添加物を使用せずに体に優しいお味噌を老若男女のどの世代にも手軽に食べてもらえるカタチを議論しました。ひとり暮らしで味噌汁を調理することがないZ世代でも、「おくりみそ」のみそパウダーをご飯にふりかけ、お湯を注ぐだけで深い風味のある味噌を味わえる商品
お味噌汁は飲みません。
商品開発の前に、お味噌のイメージをゼット世代に伺った時に放たれた言葉でした。
この言葉は衝撃的でした。
「若い世代では味噌離れが進んでいる」とこの瞬間だけはショックを受けていました。
しかし
勝手な思い込みをしていることに気づかせてくれたのは、別の二人の美大生でした。お二人は味噌汁が好きだったのです。
即席味噌汁を買いだめして毎日飲んでいます!
そんな強者もいてくれました。
どの世代でも食の好みは十人十色、それでも現代にアップデートしたお味噌の何かを追求してもらいたいと思う議論が初めからできました。
本プロジェクトは138年の歴史の中でも初めての挑戦です。
どんな時代でも世代を超えて商品開発を行なっていくことはとても刺激的で、今までにない着想の商品開発を楽しめるチャンスだと信じ、早川しょうゆみそは本プロジェクトを本気で取り組みました。
プロジェクト開始前に担当者は「商品化するからね!」と宣言し、現在に至っています。
商品開発における蓄積された技術、知識は私たちが提供しますが、コンセプトやデザイン、商品への想いは美大生の方々が100%出し切ってくれています。
職人の方々のお話や伝統産業の取り組みを知った後に生まれたコンセプト
「おくりたいのは味噌という食文化」
この言葉がZ世代から生まれただけで私たちは幸せなのかもしれません。
とっても美味しいギフトセットになっております。
ぜひお楽しみください!