陸の環境を守ること【有機認証】

陸の環境を守る事業 -オーガニック-

2014年からのオーガニック事業

きっかけは東日本大震災でした。東北の同業界事業者が生産できなくなってしまい、生産の助け舟として早川しょうゆみそに声がかかりました。その時の品目が「オーガニックみそ」の製造です。正式に認証を獲得し、本当のオーガニックの意味を理解しなければならない事業でした。普段の業務と異なる作業、また生産方式を取らなければならず社内での反発もありました。
悲しいことに普段と異なる業務を行うことに反発した社員が去って行くこともありました。

次世代を考える発酵事業者を目指して

オーガニックの認識は意外と欧米と日本国内では異なっているのではないか?
製造当初の考え方と今は大きく異なっています。
「体に良い」だけの意味ではなく、「環境に良い」ことは知るべき事実です。
次世代の人たちにより良い環境で生きて欲しい。そのために私たちはオーガニック製品を製造しています。

日本国内のオーガニックの普及を目標に

現在、海外向けの製品のみに特化して製造していました。
日本国内ではオーガニック原料の製造の規模が小さく、原料仕入れが難しいことが挙げられます。現状のままではオーガニック 製造者数が増えることは難しのではないでしょうか。
国内の自然環境を守るためには覚悟が必要です。その覚悟は私たちは2020年9月に有機JASの認証取得を目指すことです。
供給できる先が多いことが「オーガニック農家の方々」の応援になることだと信じます。

麦みそ文化を九州から

本州のみそと九州のみそは原料が異なります。関東のみそは「米」が含まれているのに対し、九州のものは「大麦」が使われています。原料が変わることによって食物繊維が増え、風味豊かなみそになっています。有機認証マークが付けられた国内の商品の完成は2021年1月を予定しています。

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